セイカ株式会社 研究部
第一グループリーダー 北原 慎一
今回打ち上げに成功したH-ⅡAロケット17号機に搭載されているソーラーセイル「IKAROS」のポリイミド膜には 当社製品が使用されています。
その関係もあって、種子島まで打ち上げの見学に行くことになりました。
出発前に現地の天気予報を確認すると曇りのち雨、降水確率50%。不安になりつつ打ち上げ予定日前日の5月17日に種子島入りし、5月18日 早朝4:00に見学場所である長谷(はせ)展望台に到着。
射場半径3km以内は立ち入り禁止となっていて、長谷展望台から射場までの距離は6~7kmぐらい。 駐車場に車を停め、少し歩いて到着。周りは芝生と木々に囲まれていましたが、前方はひらけていてそこから射場が望めました。
あいにくと小雨の中、飛んでくれないかと思いつつ 打ち上げ予定時刻の
6:44まで待っていました。到着が早かったせいか、見学に来ている人はまだまばらでしたが、中にはキャンピングカーで来ている人達もいました。
さすがに6時前にもなると大勢の人が集まり、100人以上はいたでしょうか。
そのうち打ち上げのカウントダウンが始まると歓声が沸きました。ドキドキしながらその時が来るのを 待っていましたが、5分前になって突然カウントダウンが止まり、少しの静寂・・・まさかと思い耳を澄ましていると、打ち上げ中止のアナウンスが流れました。その瞬間、周りからは落胆の声が・・・。
仕方ないかとつぶやきながら肩を落としてホテルに戻りました。あとで聞くと、どうやら上空で雷雲が発生しやすい 状況だったということでした(雷はやばいらしい)。次回予定は3日後の5月21日6:58に決まったことを確認して、翌日和歌山に戻ってきました。
後日5月21日の朝、テレビ中継で打ち上げのライブをドキドキしながら見ていましたが、打ち上げが成功してなによりです。ぜひとも「IKAROS」「あかつき」プロジェクトが成功して欲しいと思っています。





